2006年01月31日

運動さえしていれば・・・!?

acbfc2cd.jpg以前にもお伝えした通り、肥満は生活習慣病の原因となり生活習慣病の進行は心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化性疾患の危険性を高め、これら動脈硬化性疾患の死因率は非常に高いことが明らかにされていることから、早期死亡を回避する上で肥満を解消・予防することは重要課題であるといえよう。

運動は肥満の解消・予防方法として一般的であるが、運動の肥満解消効果については様々な見解があり、必ずしも運動が肥満解消の絶対条件であるとはいい切れない。

しかしながら、運動の持つ様々な効果を踏まえて考えれば、肥満を解消する上で運動の実践は必要条件であるといえよう。続きを読む
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2006年01月30日

レプチンとは・・・

2180b575.jpg私たちの身体は、肥満に関わる遺伝子(ob遺伝子)を7番目の染色体に持っている。

脂肪細胞組織に中性脂肪が蓄積してくると、脂肪細胞組織はこの遺伝子を用いて「レプチン」というタンパク質を産生し分泌するのだが、このレプチンは脳の視床下部に作用し、食欲を減退させエネルギー摂取を抑制すると共に身体の活動を高めエネルギー消費を促すことが明らかにされており、これらのことから、ob遺伝子、ならびにレプチンは、食欲と体重調節(体脂肪量調節)に関与すると考えられている。

動物を用いた研究においては、このob遺伝子に異常(変異)があると、極度の肥満を引き起こすことが報告されているが、ヒトにおいても肥満家系に属する子供達のob遺伝子には同じ変異が認められたことが報告されており、これらのことからob遺伝子が「太りやすい体質」を決定している要因であることが示唆されている。続きを読む
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2006年01月29日

漸進的に・・・

7a5f2db7.jpg目前に迫ったトリノ五輪。

2006年は開幕目前のトリノ五輪を皮切りに、サッカーW杯開催、バスケットボール世界選手権開催、バレーボール世界選手権開催 等、スポーツイベントが目白押しの年となる。

こうしたスポーツイベントが続くと、日頃は何かと理由をつけて運動不足に陥っていた人達も、より活動的になり、興味のあるスポーツや以前取り組んでいたスポーツを始める人が多くなることが予想される。続きを読む

2006年01月28日

運動の更なる意義

f695f425.jpg高齢化社会が進んでいる昨今、高齢者にみられるアルツハイマー病やその他の認知症が深刻な問題になりつつある。

これまでに、アルツハイマー病やその他の認知症の予防に関する研究は数多く行なわれているが、最近になり、最低でも週3日、軽度な運動の継続によって、高齢者にみられるアルツハイマー病や他の認知症の発症リスクが30〜40%低下することがLarsonらによって報告された。

Larsonらは1994〜2003年にわたり65歳以上の男女1740人を対象に、健康、身体機能および精神機能、生活習慣に関する調査を行なった。続きを読む

2006年01月27日

ダイエットのうそホント!?〜食事制限の意義とは!?〜

e4a58ed5.jpg古くから効果的なダイエット法としてしられている「食事制限」。

ダイエットの基本は摂取エネルギーと消費エネルギーのマイナスバランスを生じさせることであり、そのための方法として食事制限による摂取エネルギー源の抑制が有効であると考えられている訳だが、その一方で「食事制限によるダイエットは除脂肪体重を減らし体脂肪の減少には有効ではない。」ともいわれている。

しかしながら、摂取エネルギー量を抑制することが、除脂肪体重の減少、あるいは体脂肪減少に及ぼす影響について詳細に言及されていない部分も多いといえよう。続きを読む
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2006年01月26日

メタボリックシンドローム

6a887981.jpg医療用医薬品メーカーのノバルティスファーマ(東京都港区)が、全国の男女1,000人を対象に実施した生活習慣病の意識と実体に関する意識調査では、7割の人が生活習慣病に対して「不安である」と答えたことを報告している。

そして、健康診断を受診した5割以上の人が「要再検査」「要再受診」の結果を受けながらも、その3割以上の人が受診せずそのまま放置していたことが明らかになった。

健康診断受診者の5割以上の人に「要再検査、再受診」の結果が出ていることも驚くべき事実であるが、再検査や再受診を受けない最大の理由は「不安はあるが、自分はまだ大丈夫だろう(61.3%)」という生活習慣病への理解不足によるものだったことには更に驚かされる。続きを読む

2006年01月25日

ブリックトレーニング

9229f611.jpg「トライアスロン」とは、スイム(Swim)、バイク(Bike)、ラン(Run)を連続して行なう競技である。

トライアスロンは、3種目を一人の人間が連続して行なうという競技特性、そして、トライアスロン競技の発祥とされ、現在では「アイアンマンディスタンス」と呼ばれる競技の過酷な距離設定から「鉄人レース」とも比喩されている。

トライアスロン競技は、これまで3種目の独立した競技が連続して行なわれるというイメージが強かったのだが、トライアスロン競技がオリンピック種目として正式採用されるに際してオリンピックディスタンス(Swim:1.5km,Bike:40km,Run10km)競技がポピュラーとなり、それと時を同じく実施されたルール改正に伴い、近年では「トライアスロン」という一つの競技が確立されつつある。続きを読む
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2006年01月24日

「特異性の原則」再考

38226645.jpgトレーニングを行なう上で最も重視すべきポイントは「特異性の原則」であるといっても過言ではない。

特異性の原則とは、「SAIDの原則」とも呼ばれているが、SAIDとは" Specific Adaptation to Imposed Demands"の略であり、「生体に一定のトレーニング負荷をかけると生体はそれに見合った適応現象を起こす」という意味である。

つまり、強化したい、あるいは向上させたい能力に見合ったトレーニング負荷を生体にかける必要性があるということである。続きを読む
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2006年01月23日

ダイエットのうそホント!?〜基礎代謝を上げることの意義〜

b9d3101a.jpg前回は、運動することによる「消費エネルギーの増大」が、体脂肪減少に及ぼす影響について考察、推論するために、ダイエットのための運動として古くから推奨されているウォーキングの体脂肪減少効果について考察、推論させて頂いた。

そして、ウォーキングは体脂肪を減少させる上で、非常に非効率な運動であるという結論に至った訳だが、繰り返し何度もいう通り、ウォーキングの体脂肪減少効果を否定している訳ではない。

いい換えれば、ウォーキングによって体脂肪を減少させるためには非常に多くの時間、期間が必要になるということである。続きを読む
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2006年01月22日

ダイエットのうそホント!?〜消費エネルギーを増大させることの意義〜

4145331b.jpgこれまでの考察や推論を通じて、ダイエットのための運動の目的は、その運動によって体脂肪を減少させることではなく、骨格筋の脂質酸化能力を向上させることであり、そのためにはサーキットトレーニングが最適である可能性が高いという結論に至った。

もちろん、サーキットトレーニングが骨格筋の脂質酸化能力の向上に及ぼす影響については明らかにされていない部分もあるかと思われるが、トレーニングに対する身体の適応から考えればその可能性は否定できないといえよう。

ただ、ここで強調しておきたい点は、運動そのものによる消費エネルギーの増大が全く体脂肪の減少に影響しないということではないという点である。続きを読む
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