2006年08月13日

認定制度改正

2d7d77d4.jpg来春から「健康運動指導士」の認定制度が変わるという。

「健康運動指導士」とは「生涯を通じた国民の健康づくりに寄与すること」を目的に昭和63年から厚生労働大臣(旧厚生大臣)の認定事業として創設された「健康づくりのための運動指導の専門家」のことである。

ちなみに、健康運動指導士の認定事業の根拠となっていた「地域保健法」に基づく厚生労働省令『健康づくりのための運動指導者の知識及び技能に係る審査及び証明の事業の認定に関する省令』は平成17年度をもって廃止となり、現在は「財団法人 健康・体力づくり事業財団」が認定事業を行なっている。続きを読む

2006年01月29日

漸進的に・・・

7a5f2db7.jpg目前に迫ったトリノ五輪。

2006年は開幕目前のトリノ五輪を皮切りに、サッカーW杯開催、バスケットボール世界選手権開催、バレーボール世界選手権開催 等、スポーツイベントが目白押しの年となる。

こうしたスポーツイベントが続くと、日頃は何かと理由をつけて運動不足に陥っていた人達も、より活動的になり、興味のあるスポーツや以前取り組んでいたスポーツを始める人が多くなることが予想される。続きを読む

2006年01月28日

運動の更なる意義

f695f425.jpg高齢化社会が進んでいる昨今、高齢者にみられるアルツハイマー病やその他の認知症が深刻な問題になりつつある。

これまでに、アルツハイマー病やその他の認知症の予防に関する研究は数多く行なわれているが、最近になり、最低でも週3日、軽度な運動の継続によって、高齢者にみられるアルツハイマー病や他の認知症の発症リスクが30〜40%低下することがLarsonらによって報告された。

Larsonらは1994〜2003年にわたり65歳以上の男女1740人を対象に、健康、身体機能および精神機能、生活習慣に関する調査を行なった。続きを読む

2006年01月26日

メタボリックシンドローム

6a887981.jpg医療用医薬品メーカーのノバルティスファーマ(東京都港区)が、全国の男女1,000人を対象に実施した生活習慣病の意識と実体に関する意識調査では、7割の人が生活習慣病に対して「不安である」と答えたことを報告している。

そして、健康診断を受診した5割以上の人が「要再検査」「要再受診」の結果を受けながらも、その3割以上の人が受診せずそのまま放置していたことが明らかになった。

健康診断受診者の5割以上の人に「要再検査、再受診」の結果が出ていることも驚くべき事実であるが、再検査や再受診を受けない最大の理由は「不安はあるが、自分はまだ大丈夫だろう(61.3%)」という生活習慣病への理解不足によるものだったことには更に驚かされる。続きを読む

2006年01月13日

アミノ酸再考

823d1160.jpg近年、大ブレーク(?)しているアミノ酸。
私もここ数年、アミノ酸に関する質問を受ける機会が増えている。

アミノ酸には様々な効果があるとのことで注目されているようだが、医療やスポーツの現場ではアミノ酸の摂取は古くからごく当たり前のように行なわれていることであり、特に目新しいことではない。

が、近年のアミノ酸ブーム(?)の影響からか「アミノ酸を摂取することであらゆる身体のトラブル・悩みが解決出来る」ような誤った(?)認識をしている一般の人も多く、今さらではあるが、アミノ酸について考察してみたい。続きを読む

2005年12月05日

・・・禁止令!?

d22dc53c.jpg日本の社会、あるアクシデントに対してそれを規制、禁止する解決策を採る傾向が強いのではないだろうか!?

つまり、根本的解決策ではなく対処的解決策を採ることが多いということである。

半年前に耳にした話であるが、某プロ野球球団でスクワットが禁止されたという。
その球団では、スクワットで腰痛を引き起こした選手がいたようで、スクワットは腰痛などの傷害を引き起こす可能性が高いとの理由からスクワットを禁止したようであるが、適切な環境、適切なフォーム、適切な強度で行なうスクワットで傷害を引き起こすことはない。続きを読む

2005年11月22日

ワクワクするようなプレーヤー

1eecfa75.jpg2005年11月、日本初のプロバスケットボールリーグ「bjリーグ」が開幕した。
そして、2006年にはバスケットボール世界選手権が日本で開催される。

近年、プロを頂点とする日本のスポーツは、それなりに世界レベルに達しているといえよう。例えば、野球では多くの日本人選手がメジャーリーグで活躍するようになり、オリンピックでは惜しくも金メダルを逃してはいるものの、その実力は確実に世界のトップレベルにあるといっても過言ではない。そして記憶に新しいところでは、今年の日本シリーズの覇者、千葉ロッテマリーンズが初のアジアチャンピオンに輝いた。

サッカーでは、やはり多くの選手が世界各国のリーグで活躍し、もはやワールドカップ常連国といっても過言ではない程のレベルに達しているといえる。続きを読む

2005年11月07日

現場的コンディションチェック_その2

8603b9f0.jpg前回、簡易採血による血液検査の重要性及び検査項目の一つであるクレアチンキナーゼ(CK)について簡単に解説させて頂いたが、今回も血液検査項目の一つである乳酸脱水素酵素(LDH)について簡単に解説させて頂くことにする。

<乳酸脱水素酵素(lactate dehydrogenase :LDH)>
補酵素NAD+あるいはNADH+ + H+の存在下でL-乳酸とピルビン酸の相互変換を触媒する酸化還元酵素である。この反応は通常生体内ではピルビン酸→L-乳酸の反応に傾いている。続きを読む

2005年11月06日

現場的コンディションチェック





近年、簡易採血による血液検査サービスが普及している。
このサービスは、自己微量採血によって得られた血液サンプルを送付すると、サンプル到着後1〜2日程度で血液検査結果が返信される(eメールにて・・・1週間後に結果シートが返信される)という内容である。

このサービスは、主として生活習慣病の予防・改善を目的とした血液検査サービスなのであるが、がんマーカーのチェックやHIV感染のチェックが出来る検査サービスもラインナップされ、最近ではアスリート向けの検査サービスまでラインナップされている。続きを読む

2005年11月05日

江連氏に学ぶ_その2

e9407f25.jpg今回も江連コーチの著書から学んでみたい。

「(片山)晋呉は、僕が教えたから賞金王になれたのではなく、教えられたことをヒントに彼なりの工夫をし、努力したから上手くなれたのです。」
(上達1分間ドリル シングルへの法則「冬春夏秋」より引用)

「自分なりの工夫」と「努力」。
江連氏のコーチング哲学の中でも特に強調される部分である。

私も職業柄、トレーニング等に関する様々な質問を受ける。
例えば、「フルマラソンでサブスリーを達成したいのだけど、どのようなトレーニングをすればよいのか?」等の質問である。

私は、そのような質問に対して必ず「まずは何より努力と根性ですよ!」と答えている。
こう答えると質問した人は、必ずといってよいほど困惑した表情を示す。
心の中で「それでもパーソナルトレーナーなのかよ・・・」といっているかのように・・・続きを読む

2005年11月04日

江連氏に学ぶ

4e82a927.jpg私は現在、プロのゴルフコーチである江連忠氏の著書「上達1分間ドリル シングルへの法則「冬春夏秋」」を読んでいる。

江連氏は、伊沢利光プロ、片山晋呉プロ、福島晃子プロといったトッププロゴルファーの指導を行なっているトッププロゴルフコーチである。

私は、これまでに数名のゴルファーのトレーニング指導を行なった経験があるが、自身では一度もプレーをしたことはない。

その私が、なぜ江連氏の著書を読んでいるのかというと、彼のコーチング哲学は多くのアスリートやコーチ、パーソナルトレーナーが参考とすべき点が多いからであり、また彼のスイング理論には共感する部分が多く、私が現在指導しているラケットボールプレーヤーや、その他スイングを必要とするスポーツのトレーニング指導に活用できる点が多いと判断したからである。

そこで今後、数回にわたり江連氏のコーチング哲学を紹介しながら、アスリートやトレーナー、コーチが参考にすべき点などについて考察してみたい。

「今までの意識を変えなければ技術も変わりません。極端な言い方をすれば、自分の性格を変えるくらいのつもりで取り組まなければ上手くならないと考えて下さい。」
上達1分間ドリル シングルへの法則 「冬春夏秋」
より引用)

まさにその通りである。
私の立場からいわせて頂くとすれば「自分の性格を変えるくらいのつもりで取り組まなければ身体は変わらない。」ということになるだろうか。

例えば、仕事柄ダイエットに関する質問を受けることが多いが、以前もどこかで述べさせて頂いたがダイエットに成功しない人の共通項は「言い訳」が多いことであり、「これは苦手だから・・・」だとか「これは出来ないけど、こっちだったら良いのか・・・?」などという言い訳をしているうちは、はっきりいってダイエットは成功しないといえるだろう。続きを読む

2005年10月16日

スポーツの秋!そして、読書の秋!!

c8fd01f5.jpgスポーツの秋!読書の秋!
ということで(?)、秋の夜長にスポーツに関係する本を読んでみては如何だろうか!?そんな訳で、今回はスポーツ関連の書籍を2冊ご紹介する。続きを読む

2005年10月15日

総合型地域スポーツクラブとは・・・その3

b0c45f33.jpgさて、このシリーズの最終回である。
今回は、NPOマネジメントにおける課題について考察してみたい。

NPOマネジメントにおける課題
(1)コミュニケーション能力
日本においては組織運営に際して、使命(mission)を設定するという行為が根づいておらず、また構成員もミッションに対しコミットするという行為が根づいていない。

前述したが、構成員は日々の活動において発生した問題・課題に対しミッションに基づき対処する必要があり、構成員はミッションを充分に理解しなければならない。

このような行為を含め、組織運営の在り方、すなわち、問題意識の共有や合意形成といったコミュニケーションが日本においては未熟であり、課題を残している。続きを読む

2005年10月14日

総合型地域スポーツクラブとは・・・その2

e98255c4.jpg前回の続きであるが・・・

NPOマネジメントの重要性
平成10年12月のNPO法施行に伴い、数多くのNPO法人が誕生しているが、いわゆるNPO業界の内部では現在、「NPOを如何にマネジメントするか」ということが重要なテーマとなっている。

社会的責任を背負った事業経営を展開するためには、アカウンタビリティを確保するためのきちんとした会計処理、リスクに対処するための保険の整備といった様々な実務上の要請が生じてくる。

また、少ない資源で効果的な活動を行なっていくためには、戦略的な計画を伴った効率的な組織運営が必要であり、サービスの質を一定以上に保つためには、サービス基準の構築やそれを可能にする人材の育成が不可欠になってくる。続きを読む

2005年10月13日

総合型地域スポーツクラブとは・・・

74431a44.jpg「総合型地域スポーツクラブ」という言葉を耳にしたことがあるだろうか?

近年、経済不況を背景に人々の価値観が変わりつつある状況にある。
すなわち、従来の経済的発展・成長という考え方から、文化的発展・成長という考え方に人々の価値観が変わりつつあり、「より人間らしく生きる為に」ということに人々の注目が集まりつつある。

そのような状況の中、文化的活動としてのスポーツへの関心・期待が集まり、スポーツを通じた街づくりや高齢者・障害者スポーツの拡充等、「地域/住民・共生型」のスポーツ振興が求められる社会が訪れようとしている。続きを読む

2005年10月11日

温める?冷やす・・・その2

e8c4145c.jpg今回は前回の続きということで、受傷部位を温める目的ならびにリハビリテーションプログラムが開始されてからの「冷却」と「温熱」について考察してみたい。

まず、受傷部位を温める目的について考察していくことにする。

既に説明した通りであるが、ある部位が急激に痛み出したら、まずは「冷やし」その後、医師の診断に基づく適切な治療を施した後に、冷却と温熱を活用することが痛みに対する適切な対処法であるといえる。
そして、その目安としては、受傷直後から2〜3日間は冷却(もちろん、この間には医師の診断・治療が含まれる)、3日後位からは温熱を施すとよいとされる。
また、急性の痛み、あるいは亜急性の痛みに対しては冷却を、慢性的な痛みに対しては温熱を施すとよい。続きを読む

2005年10月09日

温める?冷やす?

b5065920.jpg職業柄(?)よく受ける質問の一つに「痛みに対して温めた方がよいのか、冷やしたほうがよいのか」というものがある。

私は、アスレティックトレーナーではないので、本来的にはその質問に対して答えを出す立場にある訳ではないともいえる。
しかし、パーソナルトレーナーとして活動する上では、トレーニングによって起こりうるトラブル(ケガ等)に対処できる能力を身に付けておかなければならず、当然のことながら医学(スポーツ医学)的知識ならびに対処法を身に付けるべく努力をしている(つもりである。)。続きを読む

2005年08月20日

障害者スポーツについて思うこと・・・

583b5eca.jpg先日閉幕した世界陸上では各種競技と共に障害者競技(車椅子男子100m,車椅子男子200m,車椅子男子やり投げ,視覚障害女子200m)も実施された。

最近では、パラリンピックや障害者スポーツに対する認識が高まりつつあるが、障害者がスポーツ活動を行なう上では依然としてさまざまな課題が存在していると思われる。
そこで、今回はトライアスロン競技を例にとりスポーツ活動におけるバリアフリーについて考察してみたいと思う。

トライアスロン競技は、「鉄人レース」と比喩されるように1人の競技者が水泳・自転車・ランニングの3種目を連続して行なう過酷なスポーツである。
意外に思われる方も多いと思うが、トライアスロン競技には実に多くの障害者の方が参加しており、基本的には健常者と同じ土俵で競技が行なわれているのだ。続きを読む

2005年08月12日

安全にスポーツを!

662e7d20.jpg夏真っ盛りである。
ということで、お盆休みに突入した方も多いのではないだろうか。
パーソナルトレーナーNOGUCHIはお盆休みも無いに等しいのであるが・・・

それはさておき、お盆休みには普段の運動不足解消にと、スポーツを楽しむ方も多いのではないだろうか。スポーツ活動は、楽しみながら行なうのが一番ではあるが、楽しむ以前にまず安全面の確保をしっかり行なって頂きたいと思う。

仮に手軽に出来るスポーツであったとしても楽しむ前にまず安全の確保である。

そこで、今回は、安全にスポーツ行なう上で注意すべきポイントについて考察させて頂きたい。続きを読む

2005年07月27日

サーキットトレーニング専用・・・

51f178f4.jpg最近、サーキットトレーニング専用スタジオやサーキットトレーニング専用プログラムを導入しているフィットネスクラブ等が増えてきている。

サーキットトレーニングとは、レストを(あまり)とらずに有酸素トレーニングと筋力トレーニングを交互に繰り返すトレーニング方法であり、主として心肺機能を高め、筋持久力を向上させることを目的に行なうトレーニング方法である。

その効果や有効性についてのコメントはまた別の機会にさせて頂くが、いずれにしても、有酸素トレーニングと筋力トレーニングを組み合わせたトレーニング方法であるがゆえに「脂肪燃焼」と「基礎代謝アップ」を売り物にダイエットに有効なトレーニングとして女性をターゲットに展開されている状況にある。続きを読む
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