2005年08月23日

フィットネステストの重要性

75aada62.jpg選手のパフォーマンスを向上させるために必要なトレーニングをプランニングするためには、対象となるスポーツ(競技)、選手を理解する必要があり、そのためには「競技特性分析」と「モニタリング」が重要である。

モニタリングとは、対象となる選手の現時点における能力の確認ならびに選手個々の日々変動するパラメータ(体重・安静時心拍数・食事内容 etc.)の確認を行なうことであるが、具体的には、前者は「フィットネステスト」、後者は「トレーニングログ」によって確認することになる。

フィットネステストは選手個々のフィットネスレベルを、さまざまな角度(場合によっては、医師による検査などを含む)から評価することである。フィットネステストには、トレーニングをプランニングするためのデータを得るという側面と、これまでのトレーニングによる適応の確認を行なうという側面を持ち合わせている。

従って、フィットネステストは定期的に繰り返し行なう必要があり、フィットネステストによってこれまでのトレーニング内容を評価(Check)し、新たなトレーニング内容を決定・処方(Plan)する必要性があるのだ。

フィットネステストは、該当となるスポーツの特性を考慮してテスト項目を決定する必要があるが、全ての競技において共通する要素である、スピード、パワー、筋力、持久力、柔軟性などに関するテストを実施することが望ましいと考えられる。

スピードに関するテスト(例)
・全身反応時間テスト(神経系の評価)
・各種ダッシュ(神経・筋系の評価)

パワー・筋力に関するテスト(例)
・最大筋力テスト[1RMテスト etc.](筋系の評価)
・各種ジャンプ[垂直跳び・立ち幅跳び etc.](神経・筋系の評価)

アネロビックパワーに関するテスト(例)
・ウィンゲートテスト(筋・代謝系の評価)
・MART(筋・代謝系の評価)

エアロビックパワー(持久力)に関するテスト(例)
・最大酸素摂取量(最大有酸素能力・呼吸循環器系の評価)
・乳酸性作業閾値(最大下有酸素能力・代謝系の評価)

また、フィットネステストは、以下の点を留意し行なう必要がある。

妥当性
フィットネステストを行なう上では、そのテストがどのような目的のために行なわれているのかを明らかにする必要がある。つまり、そのテストによって何が評価できるのか、その根拠を明らかにしなければならない。

正確性・反復性
フィットネステストは、何回実施しても、毎回正確な結果が得られるようなものにしなければならない。また、繰り返し同じ手順で実施できるものでなければならない。

客観性
フィットネステストは、どの測定者が行なっても同じ結果が得られるようなものでなければならない。測定者の違いによってテスト結果が違ってしまってはフィットネステストの意味がなくなってしまうのである。
posted by NOGU at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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