2005年09月03日

評価法

9482605f.jpgスポーツ、トレーニング指導者は、指導を行なう上でさまざまな評価を行なわなければならない。いい換えれば、指導は評価活動によって支えられているのである。

スポーツやトレーニング指導における評価活動は、「いつ」、「何を」評価するかという観点から「診断的評価」、「形式的評価」、「総括的評価」の3つに分類することが出来る。

診断的評価とは、指導計画やトレーニング計画の立案や修正のために行なわれる事前評価のことであり、「プランニング」を行なう上で必要とされる「競技特性分析」や「フィットネステスト」の評価は診断的評価であるということになる。形式的評価とは、日々の指導活動の中で行なわれる評価のことであり、指導内容やトレーニング内容を調整、修正するために行なわれる評価のことである。
つまり、日々のトレーニングを通じて記録される「トレーニングログ」の評価は、形式的評価であるということになるのだ。

総括的評価とは、ある一定のトレーニング期間やシーズンが終了した際に行なわれる総合的な評価のことであり、次のトレーニング期間やシーズンにおける指導方針を決定するために行なわれる評価のことである。
つまり、ターゲットとなる競技会やレース、ゲームの結果の評価は、総合的評価であるということになる。

また、スポーツやトレーニング指導における評価活動は、「何と比較するか」という観点から「絶対評価」、「個人内評価」、「相対評価」の3つに分類することも出来る。

絶対評価とは、ある事象について何らかの基準に従って評価することを指し、例えば、ある選手の「フィットネステスト」の結果を評価する際、「競技特性分析」によって得られたその競技に必要とされるフィットネス能力に対して、どの程度、その能力が劣っているのか、あるいは優れているのかを判断する場合は、絶対評価を用いることになる。

個人内評価とは、選手個々のフィットネス能力など、その個人特有の事象について、絶対的かつ個人内的に評価することを指し、例えば、ある選手の「フィットネステスト」の結果を評価する際、前回のフィットネステストと比較し、どの程度、その能力が向上したのかを判断する場合には、個人内評価を用いることになる。
また、日々のトレーニングの結果として記録される「トレーニングログ」の評価を行なう際には個人内評価を用いることになる。

相対評価とは、ある集団やグループ内における他者との位置関係によってある事象を評価することを指し、例えば、「フィットネステスト」の結果を用いてチーム内におけるレギュラーメンバーを決定する際には、相対評価を用いることになる。
また、ライバルチームやライバル選手と自チームや自チームの選手とのフィットネス能力の比較を行なう際には、相対評価を用いることになる。

このように、スポーツ、トレーニング指導者は様々な評価法を駆使しながら指導を行なわなければならないのである。
posted by NOGU at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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