2005年12月13日

これからのスポーツ・運動指導のスタイルとは?_その2

66962a04.jpg集団プログラム指導、パーソナルトレーニング指導に関係なくスポーツ・運動指導を行なう上では下述する6つの要素を考慮する必要性があるといわれている。
そこで今回は、この「スポーツ・運動指導の6要素」におけるインストラクション・ティーチングとコーチングの使い分けについて簡単に考察してみたい。

【スポーツ・運動指導の6要素におけるインストラクションとコーチングの使い分け】
@健康面の配慮・注意

指導者がプログラム参加者、クライアントの健康状態を把握し、最も適切なトレーニング強度、トレーニング時間、トレーニング量等を見極める。
プログラム参加者、クライアント自らが健康状態を把握するよう促す。

健康状態の把握、ならびに、健康状態に応じた運動の調節が中心であるため主としてインストラクション・ティーチングによる指導を行なうが、プログラム参加者、クライアント自らが健康状態を把握することが出来るよう、必要に応じてコーチングも必要となる。A安全面の配慮・注意
トレーニングを行なう上で安全を確保するために必要な情報、ポイントをプログラム参加者、クライアントに理解させる。エクササイズを行なう上で安全を確保するために必要な情報をプログラム参加者、クライアントに理解させる。「テクニック」と共通する要素でもある。

トレーニングやエクササイズ実施上において安全確保に必要な情報をプログラム参加者、クライアントに理解させることが重要となるので、インストラクション・ティーチングを主体とする指導を行なう。しかしながら、プログラム参加者、クライアントの状態に応じてコーチング的な指導を行なうことも有効。

B運動の効果
トレーニングやエクササイズを行なうことによって得られる効果をプログラム参加者、クライアントに理解させる。トレーニングやエクササイズを行なうことによって得られる継続的、一過的な効果をプログラム参加者、クライアントに気付かせる。「テクニック」と共通する要素でもある。

運動の効果を理解させることが重要となるため、インストラクション・ティーチングが中心となるが、運動継続を促すために運動による継続的、一過的効果をプログラム参加者、クライアントに気付かせるためのコーチングも必要となる。

Cテクニック
エクササイズ(動作)をプログラム参加者、クライアントに理解・習得させる。「安全面の配慮・注意」ならびに「運動の効果」と共通する要素である。「テクニック」を指導する言葉に意味を持たせると「安全面の配慮・注意」ならびに「運動の効果」の指導となる。

エクササイズ(動作)を理解・習得させることが重要であるため、インストラクション・ティーチングが中心となるが、プログラム参加者、クライアントの性格、運動経験、トレーニングに対する熟練度によってはコーチング的な指導も有効。特に集団指導プログラムにおいては、使い分けが重要となる。

Dモチベーションマネジメント・励まし
プログラム参加者、クライアントのモチベーションを高め、プログラム、セッション等を活性化させ充実感が得られるようにする。運動の効果をより高めるために、プログラム参加者、クライアントに、よりチャレンジングなエクササイズ、運動を取り組ませるように促す。

プログラム参加者、クライアント自らがモチベーションを高めやる気を出させることが重要となるため、コーチングが中心となるが、強制感を感じさせない程度のティーチング的な声かけも重要。

E賞賛・共感
プログラム参加者、クライアントを褒めることによってプログラム、セッション等参加の充実感、達成感、満足度を高め運動継続(プログラム、セッション等参加継続)を促す。また、プログラム参加者やクライアントがスムースな動作、トレーニングが出来なかった場合、その事実を共有し次回の課題点を共有する。

プログラム参加者、クライアント自らが充実感や達成感を感じ(気付き)運動継続の意欲を高めることが重要であるため、コーチングが中心となるが、筋力の変化の推移等、客観的データに基づきティーチング的な指導を行なう必要性もある。
posted by NOGU at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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