2006年09月02日

現代社会におけるスポーツ活動の重要性および必要性について

c462b91c.jpg現在、散歩を含む歩行運動や軽体操などをも「スポーツ活動」として考えると、日本人の4人に1人は週1回のスポーツ活動を実践しているといわれている。

そして、これらのスポーツ活動は、決して強制されたものではなく自らが、その必要性を感じて行なっているものだという。

また、現代社会ではスポーツ活動の重要性・必要性が様々な形で唱えられるようになっているが、このような現代社会におけるスポーツ(活動)に対する重要性・必要性の高まりには、いくつかの要因・理由があると考えられる。以下に、それら要因について簡単に解説する。

(1)人々の価値観の変化
最近の経済不況を背景に人々の価値観は変わりつつある状況にある。

いい換えると従来からの経済的発展・成長という考え方から、文化的発展・成長という考え方に人々の価値観が変わりつつあり、「より人間らしく生きるために」ということに人々の関心が集まりつつあるのだ。

そのような状況の中で、文化的活動としてのスポーツへの関心・期待が高まり、スポーツを通じた街づくりや高齢者・障害者スポーツの拡充等、地域とその住民が共生するスポーツ振興が求められる社会が訪れようとしている訳である。

(2)高齢化社会の到来ならびに医療費負担増大への対応
近年における科学や技術の進歩に伴う高齢者人口の増大は世界的な傾向であるといわれているが、日本における高齢化は大きな特徴を持っているという。

それは、高齢化の到来が非常に短い期間に進行したということ、ならびに若年層人口が激減しているということである。

日本は、このような急激な変化のスピードについていけず、高齢化への対応が遅れてしまったといっても過言ではない。

そして、このような対応の遅れは、国民の医療費負担増大という形で現れているのだ。

少し古いデータになるが、1993年度の国民医療費は、一人あたり\195、000であり、このうちの42%は老人医療費となっている。

このようなことから、国民医療費、とりわけ老人医療費への対応策が重要だといわれて久しいが、医療は、私達の健康保持には必要不可欠なものであるものの各個人の日常的な健康促進を直接的に推進するものではない。

つまり、自分の健康は、日常的な努力によってのみ実現できるものなのだ。

健康の捉えかたは、「年齢、性、境遇によって異なり、常に流動的なもの」(大塚正八郎)であるといえるが、高齢化社会という観点から健康を捉えた場合、健康とは「自分の意志によって自由な行動(活動)が出来ること」と考えることが出来る。

そして、その自由な行動(活動)は、日常的な身体活動、すなわち運動やスポーツ(活動)によってのみ確保出来るものなのである。

従って、高齢化社会におけるスポーツ(活動)は重要な営みであるといえる訳だ。

また、高齢化社会への対応として忘れてはならないのは、いわゆる高齢者予備軍と呼ばれる壮年層を中心とする人々の健康増進であるといわれるが、このような人々の積極的なスポーツ活動は、生活習慣病の予防をも伴い、高齢化に対応した社会づくりに繋がるものであると考えられている。

これらのことから、スポーツ指導者は、老年層を中心とする多くの人々のスポーツ活動への参加を促し、豊かな社会を構築する役割を担う必要があるといえる訳だ。
posted by NOGU at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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